各勉強会のページ
例会・校正者勉強会・一日勉強会・校正メモの内容をまとめた会報版を掲載します。
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形容詞のアクセント 8月の全体学習は、昨年度に引き続き小松美奈子さんに講師をお願いしました。私たちが普段難しさを感じている形容詞のアクセントについて、辞典の付録の活用方法も取り混ぜながら講義をしていただきました。 学習した内容について項目ごとに概要をお伝えします。 1 アクセントについての確認 一つ目の確認は「拍で数える」ことです。 「かな一文字で書かれる音」の「長音」「撥音」「促音」はそれぞれ一拍となります。「拗音」は小さい「ヤ」「ユ」「ヨ」とその前のかなを合わせて一拍となります。 参会者からは、促音「ツ」が一拍となることを改めて確認できたという感想がありました。 二つ目の確認は、「一拍目と2拍目の高さは必ず違う」ことです。平板の言葉であってもこの原則は成り立ちます。例えば、平板の「みず(水)」に助詞「が」が付いた場合、一拍目の「ミ」よりも二拍目の「ズ」が高くなり「ズ」と同じ高さで助詞の「ガ」を読みます。 2 形容詞の一般 二拍語は頭高のみです。三拍以上の語は2種類の型しかなく、平板と最後から2番目の拍まで高い型です。平板の形容詞は数が少ないので、平板だけ覚えればあとは中高ということになります。起伏は同じく起伏となります。 3 下がり目が2か所ある 例えば、「甘い(平板)+だろー」や「うまい(起伏)+だろー」は、(「アマ\イ・ダロ\―」「ウマ\イ・ダロ\―」と中点が入る読みになっても、後半の「ロ」が高く上がり過ぎず自然に下がる読みをします。 4 接尾辞(さ・み・け・げ・め・く)がついて名詞をつくるもの 形容詞+「さ」の場合、平板はそのまま平板、中高は原則起伏式、三拍目は頭高に、四拍目以上の語は「さ」の前の拍まで高い拍になります。 形容詞+「み」の場合、平板はそのまま平板に、起伏式につくと原則として尾高になり ますが「み」の拍の前まで高い中高型及び平板になることもあります。 5 結合・接合形容詞 「形容詞+形容詞」「動詞+形容詞」「名詞+形容詞」で形作られている結合形容詞(例カルイ ̄→ミガルイ ̄→ミガル\イ)や接合形容詞(例アラレモナ\イ アラレ\モナイ)のアクセントについて学びました。 形容詞のアクセントについての説明の後は、形容詞が多く含まれた文章を読む演習も行われました。実際に文章を読むことで学んだことを確認することができました。 今回の講義の中で、アクセントで迷ったとき、NHKアクセント新辞典や新明解アクセント辞典の何ページを参照すればよいのかも提示していただきました。昨年度も辞典の活用を教えていただいたので大いに活用していきたいと思います。 参会者からアクセントについての質問が出た際、小松さんから「(2種類のアクセントがある場合、)どちらのアクセントでも大丈夫です。」という言葉が聞かれました。許容される部分があることに会場はほっとした空気に包まれました。 2年続けて小松さんから講義をしていただきました。昨年度は「動詞」今年度は「形容詞」のアクセントについて学ばせていただき、本当に勉強になりました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 |
次回は、処理について学びます。講師は髙橋和子さんです。以前の講習などで手元にお持ちの方は『荒れ野の40年』をお持ちください。
昨年12月に行われたセンター主催の研修会での資料を使い、校正票の書き方についてさらに詳細に確認しました。
行の数え方は文字のあるところが1行目。後ろから数えたほうが近いときは後ろから
「-〇行」とする。
原本語句の欄は原本通り正しく書く。原本語句以外は書かない。
切る箇所を指摘するときはスペースではなく、スラッシュ[/]で。
ノイズの指摘はどの箇所かわかるように。さらにどんな音かを記すとなおよい。
音量・ノイズの指摘の箇所は、カタカナ表記にするとわかりにくくなる。
「カタカナ表記にこだわらなくてもよいところ」音量・ノイズ・文の切りどころの指摘
写真を読む際は 「写真」→「説明」作文→「写真おわり」とする。
通常の再生で聞こえない程度の雑音であれば、波形にあっても指摘の必要はない。
間の指摘については何秒ということはなく、読み手の間もあるので、長いとか短いかを指摘する。
校正票への記入は、何を指摘しているのかわかる書き方で、誰が見ても誤解のないわかりやすいものになるように心がけたいものです。
☆次回9月の予告
次回は「みなさんから」です。よろしくお願いします。
校正者勉強会より
アクセント
生むのでは・・・・・うむのでは 2
生んでいるのだと・・・うんでいるのだと 5
今月は、“院内集会寸劇”「ヘルパーはつらいよ」脚本を読んでみました。会話文の読みを基本としながら、セリフと状況説明の言葉を区別して、聞き手に伝わるような読みを心がけました。
寸劇は、1.ヘルパーの独り言 2.ヘルパーと利用者の会話のやりとり 3.ヘルパーとその他大勢の3場面構成。独り言の中の♪はどう読むか。録音する図書の中に、実際に歌われている曲、あるいは、架空の曲が出てきた場合の処理。また、「大勢の声」の加減や録音する際のコツなど、参加者みんなで考えてみました。
音訳では会話文はやりすぎてはいけないと思われがちですが、棒読みでは伝わりにくいので、ある程度の雰囲気を出すのは必要だと思います。あまり硬くならずにチャレンジして欲しいと思います。
☆次回9月1日の予告
9月1日勉強会は「表とグラフを読んでみよう」です。是非ご参加下さい。
担当は吉津雅子さんです。
また、10月の担当は小松美奈子さんです。